軽鉄（LGS）工事
LGSとは「Light Gauge Steel（ライト・ゲージ・スティール）」を意味しており、「軽い・規格・鉄骨」という意味となります。木材に比べて施工性が良く、曲面などを作りやすい特徴があります。また、重量が軽く搬入も容易です。又、耐火性能が必要な場面でも重宝されます。そして再利用が可能なので環境にも優しいというメリットがあります。
天井LGS組
「吊り天井」と言われるものでボルトと専用金具を組み合わせたもので吊って天井面を形成します。ボルトは長さをカットする事により様々な天井レベルの設定が可能です。
壁面LGS組
専用部材にスタッドをはめ込んでいき、石膏ボード等を貼って下地を造る工法です。木材をよりも反りや曲がり、湿気による伸縮が少ないので精度が高く、軽量で施工性が良いため、広いスペースでの施工にも適しており、工期の短縮にも効果的です。
軽鉄（LGS）工事とは
天井やクロスに骨組み行う工事のことを指します。軽天工事とは主に部屋を区切りたい時に使用する工事になります。LGS工事というのは上記を英語にすると=Light Gauge Steel（ライト・ゲージ・スチール）で軽量鉄骨となります。軽天工事が出来るようになってから、木材が不要になり、工事が大幅にスピードアップし同時にコストカットもできるようになったのです。LGS工事は次のようなメリットがあります。
1.加工性が高い
木材などに比べて工場製作や現場加工がしやすく、R曲げなどの加工のしやすが特徴です。
2.耐火性、湿気に優れている
鉄骨ですから燃えません。不燃材料でできていますので、消防検査にも通りやすく、手間がかかりません。
3.環境に優しい
軽量鉄骨はリサイクルが可能です。そういった意味では地球環境にも貢献する材料です。
ボード工事
軽天工事によってつくられた骨組みに、石膏ボードを貼っていく工事です。クロスや塗装を施す前の下地をつくる作業となります。壁に関しては化粧ケイカル・化粧メラミン材の施工などもあり、天井では石綿吸音板などの建材を貼り内部空間を仕上げます。石膏ボードは耐水・防音・強化石膏など様々な機能を備えているため、機能的な空間造りが可能です。また、耐火性もあり、火災にも強い空間造りにも効果的です。
石膏ボードの特徴
□ 防火性能や遮音性能、耐水性能に効果がある
□ 耐アレルギー性能に優れている
□ 仕上げもクロス張りと塗装の両方に対応でき施工がしやすい
点検口や照明機器を設置するための開口部分の加工もお任せください。
パテ処理
ボードを張り終えてからパテを使って継ぎ目の凸凹を埋めていきます。パテのヒビ割れを防ぐために、石膏ボードの継ぎ目専用テープを貼り、パテを塗りんでヘラで馴らして表面を平坦にします。パテが乾いた後、紙ヤスリでパテを削り滑らかな一枚のボードにして乾燥させて、パテ処理完了となります。
